社会学者・橋爪大三郎が考える、公明党が存在してはならないシンプルな理由
統一教会と自民党、創価学会と公明党、日本の民主主義をゆがめる宗教と政治
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安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから再燃している旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)を巡る問題。だが、5月7日に韓国で開催された合同結婚式には、日本からもおよそ1000人が参加するなど、統一教会は事件前と変わらず活動している。
統一教会の本質は何なのか。政治と宗教の関わりをどう整理して考えるべきか。『日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す』(集英社新書)を上梓した社会学者の橋爪大三郎氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)
──日本を中心にカルトと政治の関係について書かれています。なぜ本書を書かれたのでしょうか。