「誰しもが敗者になる」、ウクライナ戦争の行く末はシカゴ大教授の予言通りか
どちらが勝っても待っているのは混沌、投資家はいまから備えを
ギャラリーページへ
(市岡 繁男:相場研究家)
8年前に発した警鐘通りの事態に
ロシアとウクライナの戦いが長期化しています。
そこでウクライナ問題について詳しいジョン・ミアシャイマー・シカゴ大学教授が2014年9月にフォーリン・アフェアーズ誌に寄稿した論文(「Why the Ukraine Crisis Is the West's Fault」)を読み返してみました。同教授が8年前に警鐘を鳴らした通りの事態が2022年2月に起きたのです。そのポイントを紹介しましょう。