日本のEEZにミサイル着弾も脅威軽視 危機感欠いた沖縄知事選 テロ行為正当化の風潮「現代日本の縮図」か 八重山日報編集主幹・仲新城氏が緊急寄稿
沖縄県知事選(11日投開票)は、報道各社の世論調査で、玉城デニー氏(62)=立民、共産、れいわ、社民、沖縄社大推薦=がリードし、元宜野湾市長の新人、佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦=が猛追する展開となっている。「台湾有事は日本有事」といわれるなか、習近平国家主席率いる中国軍は先月、台湾を取り囲むように大規模軍事演習を強行し、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル5発を撃ち込んできた。沖縄の安全保障環境は緊迫しているが、なぜか知事選の主要争点にはなっていない。八重山日報編集主幹である仲新城誠氏が緊急寄稿した。