これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

核融合は手の届くところにある、日本は大規模投資で技術開発を加速すべし


核融合は手の届くところにある、日本は大規模投資で技術開発を加速すべし


核融合版の「アポロ計画」を主導し地球温暖化を一気に解決せよ


2022.8.13(土)杉山 大志






日・米・露・中・韓・印・EUの国際協力で建設が進む核融合実験炉ITER(写真提供:ITER機構)





 たゆまぬ技術開発により、核融合はいまや夢物語などではなく、手の届く技術になった。設計、材料、制御などの主要な課題はすでに解決の見通しが立っている。


 いま日本政府は、温暖化対策のためとして、今後10年間で20兆円もの莫大な投資を計画している。民間も合わせれば150兆円に達するという。だがその中には、実現可能性やコストの観点から疑問のある技術も多い。


 むしろ、核融合に重点的な投資をすることによって早期に実用化し、それを世界に売ることで、地球温暖化問題、エネルギー安全保障、エネルギーコストの問題を一気に解決することを目指してはどうか。


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