【日本の解き方】「節電要請」と「ポイント付与」が電力危機への回避策という政府 エネルギー政策遅れのツケ
夏場や冬場の電力需給の逼迫(ひっぱく)や電気料金の上昇に対応するため、政府は電力会社が実施している節電に応じた家庭へのポイント付与を支援する方針だ。節電の取り組みに参加する家庭に一律で2000円相当のポイントを付与する方針とのことだが、筋の通った政策なのか。
政府は6月21日、「物価・賃金・生活総合対策本部」の初回会合を開催し、節電をした家庭や企業を優遇する新たな制度を導入すると明らかにした。