これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

ウクライナの「強さ」の裏にある、情報機関と軍隊の劇的変貌


ウクライナの「強さ」の裏にある、情報機関と軍隊の劇的変貌


8年前に侵攻していたらロシア勝利が確実だったが


2022.4.26(火)新潮社フォーサイト






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2月28日にベラルーシで行われた停戦交渉に、ウクライナ側の一員として出席していたデニス・キリーウ氏(右列最奥)。この後、ロシアのスパイとみなされて殺害されたという(写真:代表撮影/AP/アフロ)





(文:春名幹男)


侵攻から2カ月、いまだ頑強な抵抗を続けるウクライナの「強さ」には、それなりの裏付けがあった。中でもロシアの支局扱いで親露派工作員の多かった情報機関は、この8年で大きく変わったのである。


 ロシアが8年前にウクライナを侵攻していたら、ロシアの想定通り、48時間で勝利を収めていたのは確実だとみられる。


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