【岸田政権の功罪】コロナ対策・北京五輪・経済政策 海部政権と似ている生ぬるさ 再選可否の指標にすべきは「憲法改正の国会発議」
海部俊樹元首相が亡くなった。「神輿は軽くてパーがいい」と、当時の小沢一郎・自民党幹事長(現・立憲民主党)が言ったと報じられたが、政治家としての見識はあったし、在任中の評判は悪くなかった。
最近、『日本の総理大臣大全 伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史』(プレジデント社)という、歴代内閣の仕事に焦点を当てた本を書いた。海部内閣の支持率が一貫して高く、平均でも小泉純一郎内閣とほぼ同じだったことを発見して驚いた。
日本人好みのリーダーで、熱狂的支持者は少なかったが、嫌われもせず、選挙でもまずまずの成績を残した。ただ、肝心な踏ん張りどころでメリハリがつけられなかったので、歴史的評価は気の毒なほど低い。
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#57914;ピンボケ狢政権の実態・・・