メルク製は5日服用で効果発揮、開発が続くコロナ飲み薬の現在地
飲み薬の方向性は核酸アナログと3CLプロテアーゼ阻害薬
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(星良孝:ステラ・メディックス代表取締役、獣医師)
新型コロナウイルスの飲み薬の動向に注目が集まっている。今回の記事では、大きく2パターンある、コロナワクチンの動向について動画とともに解説する。
現在開発が進んでいるコロナの飲み薬は、「核酸アナログ」と「3CLプロテアーゼ阻害薬」というタイプに分かれている。
最初に登場の見通しは「モルヌピラビル」
まず、米国で独製薬企業のメルクが10月11日に緊急使用許可(EUA)の申請を発表したのが「モルヌピラビル」で、核酸アナログタイプの薬だ。