これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

「北の核」の真実を衝いたボルトン発言の重み







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 「北は核放棄しない」―米大統領補佐官解任後、初めて北朝鮮の核問題の核心に触れたジョン・ボルトン氏の発言が大きな波紋を広げている。金正恩最高指導者との個人的関係に重きを置く“トランプ外交”を一刀両断切り捨てたかたちだ。


 ボルトン氏は在任中、大統領が北朝鮮の金正恩労働党委員長と行った3回の首脳会談についても終始、冷ややかな態度をとって来たことで知られる。ただ、立場上、表立った批判は控えてきた。


 しかし、去る9月10日、解任されたことで自由の身となり、政権の内情暴露も時間の問題とみられていた。