記事を読んで


【話の肖像画】家元は24歳(上)小原流家元・小原宏貴 家元というものはタフでないと2012.3.27 03:15 1/3ページ)[話の肖像画


http://sankei.jp.msn.com/life/news/120327/art12032703170001-n1.htm


 


 


 


 6歳で生け花の一大流派、小原流の5世家元を継承した小原宏貴さん。期待を一身に集めながら成長、大学を卒業した一昨年から本格的に活動している。かつて花嫁修業に欠かせなかった生け花も、取り巻く環境は厳しい。だが「実際に見てもらえれば興味をもってもらえるはず」と神戸、東京、パリ、ニューヨークと飛び回る。今月末からは東京で初の個展も開催。青年家元の挑戦は始まったばかりだ。(岸本佳子)(一部抜粋)


 


**日本の伝統文化も米国流に飲み込まれたのか?


 


 この記事を読んでと言うより写真を見て、唖然としたヘアスタイルだ、


今流と言えばそうなのかもしれないが、この方が名家の伝統継承者だと思うと寂しい感じがする。


既に伝統も技だけになっているのか?


これが果たして伝統と言えるのだろうか?


伝統とは心技体が備わったものではないのか?


 


それとも生け花は武道、茶道などとは違うのだろうか・・・そのあたりは素人にはよくは解らない。


自由、権利、個人尊重が戦後の流行りとは言え、伝統文化の最高峰さえ、米国流は防げなかったのか・・・・


 


 伝統とは技は磨かれ、進歩して然るべきだろうが、心・体はどうなのだろう


形精神は寸部違わぬのが伝統ではあるまいか?


恐らく戦後、廃れた伝統文化、流派は数知れずだろうと推測する。


 


それは当然と言えば当然の結果とも言える。


戦後の米国流文化の大量移入、敗戦国なのだから止むをなかっただろうが、


サンフランシスコ条約の後、一応は米国の統治下からの独立、俗にいう日本国の独立だ。


 


しかし、この後も米国追随は止まらない。


最大の理由は日米安保同盟による米軍日本駐留の承諾だろう。


これで日本は国家自主権と自主防衛件を失ったのだ。


GHQ制定憲法を配して、真の自主独立憲法を制定しなかった理由はここにあるのだろうと思う。


当時の政治家は誠に迂闊であった、と言うより意図的なものだったのかの疑念が残る。


 


 日本人の生活は一変した、生活様式、習慣、考え方、制度、教育・・・全てではないが大半だろう、伝統文化が廃れた理由はここにある


 


この変化で日本人が必要性を感じなくなった。損得、利便の考え方だ。


日本人の情緒も希薄になったことだろう。


日本人の感性が求めなくなったのだ、日本の伝統文化を・・・、残念ながらそう思う、


そして、それは益々顕著になりつつあるのだろう。


が、若い国民にその意識はないだろう、生活の大半がそうなのだから、比べる術はあまりない


 


以前は日本人(国民)から求めて集まった、


しかし、ここ数十年は集める術が必要なってしまった。いわゆる宣伝だ。


米国流文化は全てが金に通じると言うところだろう。


伝統流も経営、宣伝、募集、そして利益のでないものはどんどん消えて行った事だろう。


生き残ったものも形を変えた、変えざるをえなくなてしまったのではないか。


 


国が保護したのは、ほんの一部のみ、日本の伝統文化、大和魂の消滅


これがGHQの一番の目的だったのではなかろうか?、


しかも、その政策は一部の日本人に受継がれ一大勢力をなした輩が、未だ続行している日本の現実。


不思議の国ジパングと言う他ない。


 


  日本人の生活様式の変化、即ち価値観の変化、精神文化から物質文化への自然移行、


戦後の政治家と財界人が先導し、識者は理論支援、マスコミは報道支援、その結果が今日の日本だろう。


 


戦時中、その前から日本人の誰かが米国と繋がっていた、


そう考えないと戦後67年今なお続くこの現象は説明がつかないのではないのか?


戦争も合わせ71年、大和魂消滅の100年の計なのか?


そうでも考えないと、納得が行かない現状の日本。


更なる米国流、再移入のグローバル化推進者多数の日本


 


もう本来の日本、大和魂は死に絶えるのか、絶えさされるのか?


日本歴史上の分水嶺に立たされている現在の日本国民、


米国流を選ぶのか、大和魂を呼び戻すのか?


数年後にその答へは出るだろう。