疑問に思うこと・・・・・


181年の歴史で初?! 高島屋がカジュアル入社式


2012.4.1 15:22


式典冒頭のあいさつで鈴木社長は、直面する経営課題として国内百貨店市場が縮小していることに言及し、「新しい感性、若いエネルギーで古い習慣をぶっ壊してもらいたい」と呼びかけた。


 


これは抜粋記事なのだが・・・・


この方の言われる古い習慣とは何なのだろう、仕事に古い習慣があるのだろうか、単なる能力不足か、研究不足だろうと思う。


 


まず感じるのは、儀礼を廃したと言うことだ、日本の精神文化の中ではかなり重要なモノではないだろうか?


181年の伝統をいとも簡単に廃したのだ、躊躇はなかったのだろうか?


私的に言わせて頂ければ、強慢以外のなにものでもない、


社長に成れば何でも出来るのか?


会社の先輩、創業者に申し訳ないと言う気持ちはないのだろうか?、


こんな事で業績を上げようとしているのか?疑問だらけだ。


 


 特に最近の経営者は、こう言う方が目立つ、政治家もそうなのだが、伝統、祖先を考えない、これが戦後の特徴だろう・・・


日本の指導層ほど何故かこの傾向が強いと感じる。


完全に戦後の米国流物質主義の影響だろう。


 


拡大、効率、利益、株主・・・手段は選ばぬ、結果主義、とにかく儲け主義、の個益主義なのだ。政治家も含め人気は2~4年、その間をしのぎ、高額報酬を得る。


後は左団扇の余生なのか?、ここには国家も祖先の恩も伝統も無い。


 


敗戦がここまで民族に影響を及ぼすのか、日本の場合は異常としか言いようがない。


世界に如何に敗戦国とは言えここまでの急転換した国はないだろう、


日本は敗戦国だが、略奪された国家ではないからだ。


 


その理由を考えるに、


未だ国内にGHQの占領政策とスターリンに影響を受けたコミンテルンの後継者がいるからだ。


今この力が見かけ上でも均衡してる国は世界にはない。


あっても、テロかゲリラ勢力でしかない、が日本はそうではないのだ。


見かけ普通の国民のデナゴーグなのだから国民には分からない。


これはGHQとスターリンの影響だ。


 


 もう一つの影響が欧米巨大資本の自由経済主義の影響だ。


戦後からの右肩上がりの高度成長、昭和64年まで戦後44年間持続、これは日本の力だったのか?


バブルが弾け虚構が明確に・・・が、上層部の大半は信じていない、もしくは盲信ののだろう。


この米国流の物質文化のもたらした、豊かさ、理論、思想の影響の大きさ弊害は計り知れない。


日本の精神文化が駆逐されたからだ。


川魚の外来種、ブルーギルとかブラックバスとか同じ問題だろと思う。


ごく自然に・・・気がついたときには手遅れ状態。


 


 日本は今そう言う状態に陥ている、日本人自らが外来種に変容しているのだから、このままでは防ぐ手段は、もうないのかも知れない。


今の国民は、祖先が守り抜いてきた日本を僅か100年足らずで崩壊させるかもしれない。


国民の大半にはその認識もないだろう・・・・・・。