【軍事ワールド】「人のいない戦場」への一里塚か 米で無人機が無人機を撃墜



米軍のMQ-1プレデター無人機(米空軍提供)






 米空軍が無人機同士の空対空戦闘の演習を行い、実際に無人機が無人の標的機を撃墜していたことが9月、判明した。7月には“初”の大西洋横断にも成功するなど、無人機の活動領域と可能性は急速に拡大している。(岡田敏彦)


 プレデターの眷属


 無人機による「無人機撃墜」は「WAR ZONE」など複数の米軍事専門サイトが明らかにしたもので、このうち「Military.com」では、米空軍の大佐に取材。大佐は「2017年11月に無人機が空対空ミサイルを試験発射し、標的の無人機に直撃した」という。すでに1年近く前の出来事だが、大佐によるとこの一件はしばらく機密とされており、機密解除に伴い情報を公開したとしている。


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