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定年バックパッカー海外放浪記
キャリア形成に、ワーホリと短期語学留学は不要!
続・地中海遥かなり(第4回)
2016/12/18
高野凌 (定年バックパッカー)
(2015.9.29-10.26 28日間 総費用22万円〈航空券含む〉)
マルタでワーキングホリデー、可愛い系邦人女学生
10月5日 マルタ共和国のコゾ島の中心部の要塞都市ビクトリアから路線バスを乗り継いで三時間、やっとコゾ島の南西部の高級リゾート、マルサルフォルンに到着。真昼の炎天下を海辺のホテルが並んでいるハーバーまで歩く。
涼しくなるまで休憩しようと一軒のカフェに入ると日本人のウェイトレスに遭遇。彼女、ヒロミちゃんは21歳の大阪出身の大学生。6か月の予定にてマルタでワーキングホリデー中。カフェで働き始めて一か月。
可愛い系日本女子の彼女は人気者だ。オーナー、同僚、常連客から可愛がられているようでオーナーの白鬚オジサンは彼女をほめそやしていた。マルサルフォルンは風光明媚温暖気候で隠れ家のような欧米人に人気の高級リゾートである。
ヒロミちゃんのワーキングホリデーの目的は将来語学を生かした仕事をするための英語力習得という。しかしカフェでウェイトレスを6か月やって仕事に役立つ水準の英語力は習得できるのかとヒロミちゃんの笑顔を見ながら疑問を感じた。