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3年前の熊本豪雨、鉄道橋梁の「ダム化・決壊」の実態なぜ誰も検証しない


3年前の熊本豪雨、鉄道橋梁の「ダム化・決壊」の実態なぜ誰も検証しない


 

【川から考える日本】「ダムがあったら被害を軽減できた」族議員の声は本当か


2023.12.1(金)まさの あつこ





球磨川





 日本の治水は、洪水時に川にどれだけ水が流れるかという最大の流量を想定し、この流量に対してどれだけをダムで貯めるかを決め、残りの水量については堤防を高くして海まで安全に流すという単純な考えをとってきた。



 しかし、7月1カ月分の雨量がわずか9時間程度で降った「令和2(2020)年7月球磨川豪雨」のように、桁外れの豪雨が珍しくなくなり、これまでのような「想定外」という言い訳は通用しなくなっている。同様の被害が繰り返されないためには、どのような災害が起きていたのか、自分事として考える住民の力が必要だ。


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