これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

40年前開発のトマホークでは日本は守れない、これだけの理由


40年前開発のトマホークでは日本は守れない、これだけの理由


本末転倒の防衛予算増額はむしろ日本の防衛力を削ぐ結果にも


2022.12.19(月)西村 金一






ミサイル駆逐艦「チェイフィー」から発射されたトマホークミサイル(太平洋上で、2020年11月30日撮影、米海軍のサイトより)





まず防衛産業の育成から始めよ


 国家安全保障戦略(安保戦略)が決定する前に、なぜ高い兵器を購入することが決まるのか。日本は、戦い方と抑止力を検討して、どの武器を持つべきなのかよく考えるべきだ。



 今年の11~12月にかけて、2つの海外の武器を購入することがほぼ決まったようだ。


 フィンランド製装輪装甲車500両は、一般的な装甲車の価格1両概ね約5億円という情報から算定すると約2500億円、米国製のトマホーク500発は、英国防省が購入した価格を参考にすると約1500億円だ。


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