韓国による寿命原発「延命」の恐怖 新品でも安全性に疑念 「技術は世界一」と唱える施設は南東部に集中、事故が起これば偏西風で西日本に直撃
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が、文在寅(ムン・ジェイン)前政権による「脱原発」政策を転換し、「原発推進」「寿命延伸」を打ち出している。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、エネルギー価格は急騰しており、欧州各国も「原発回帰」を急いでいる。ただ、韓国の原発といえば、技術力や安全性の問題などが懸念され続けてきた。もし、大規模事故が起きたら、日本列島は偏西風に乗った放射能に直撃されかねない。ジャーナリストの室谷克実氏が警戒を呼びかけた。
韓国の尹政権は、前政権の「脱原発政策」を強く批判して、「原発ルネサンス」を目指している。韓国のエネルギー需給見通しや、世界的な「脱炭素」への流れからすれば、「当然の方向転換」と言える。