【日本の解き方】参院選で勢力が3分の2超も改憲にハードル 9条や緊急事態条項で温度差、国際標準へ政治家は行動せよ
参院選で改憲勢力が3分の2を超えたと報じられたが、安倍晋三元首相の悲願だった憲法改正については、条文などの具体論に入ると一致するかといった課題もある。
現時点での国会の議席状況は、衆院465議席中、自民党261、公明党32、立憲民主97、日本維新の会41、国民民主党11、共産党10などとなっている。参院は245議席中、自民118、公明27、立民39、維新21、国民11、共産11などだ。
憲法改正の原案は衆参各院の審査会で過半数で可決され、本会議で3分の2以上が賛成すれば、憲法改正案として国民投票に向けて発議される。