これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

空腹と立腹、迫りくる騒乱の波


空腹と立腹、迫りくる騒乱の波


不安定化する世界、食料・エネルギー価格の高騰がとどめ


2022.6.29(水)The Economist





(英エコノミスト誌 2022年6月24日号)



アラブの春、ジャスミン革命によってチュニジアの独裁政権は倒れた(2011年1月13日、写真:AP/アフロ)


食料・エネルギー価格の高騰がすでにある不平不満に追い打ちをかけている。


 人はパンのみにて生くるものにあらず、とイエスは言った。とはいえ、パンが不足すれば人は怒り出す。



 今日のような食料価格ショックに世界が前回苦しんだ時には、ほかの要因も相まって「アラブの春」と呼ばれる反乱の波が沸き起こり、4人の大統領がその座を追われ、シリアとリビアで身の毛もよだつような内戦が始まるに至った。


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