「大絶賛」と「アウトサイダー」鳩山由紀夫氏めぐる韓国メディア“2つの記事” 左派系ソウル新聞に見る対日観 「知日派」にすれば〝飼いウサギ〟
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の、対日姿勢が注目されている。文在寅(ムン・ジェイン)前政権が一時破棄を決めた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を正常運用する姿勢を見せたのだ。ただ、韓国の歴代政権といえば、当初は「未来志向」を掲げていても、そのうち「反日」カードを切って求心力回復を狙ってきた。尹政権下でも「反日」暴挙は続いており、日本政府は今月下旬、スペインで開かれるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議に合わせた日韓首脳会談を行わない方向で調整に入った。こうしたなか、韓国メディアに、同国の「対日観」がよく理解できる、鳩山由紀夫元首相に関する2つの記事が掲載された。鳩山氏を大絶賛する魂胆とは。ジャーナリストの室谷克実氏が迫った。