【御朱印巡り】県内最古級の仏像と架空の仏様 松代の清水寺(長野市)
長野市松代町の清水寺(せいすいじ)は、坂上田村麻呂による東北遠征の戦勝祈願のため延暦22(803)年に開山、七堂伽藍(がらん)がそろう立派な寺だった。火災に遭うも戦国時代に武田信玄の供料で伽藍が再建され、江戸時代は幕府から三葉葵の使用も許可される格式の高い祈禱(きとう)寺だったという。ここに県内最古級の仏像群と、ポップな架空仏という、1200年の時を超えた新旧の信仰が共存している。
長野市松代町の清水寺(せいすいじ)は、坂上田村麻呂による東北遠征の戦勝祈願のため延暦22(803)年に開山、七堂伽藍(がらん)がそろう立派な寺だった。火災に遭うも戦国時代に武田信玄の供料で伽藍が再建され、江戸時代は幕府から三葉葵の使用も許可される格式の高い祈禱(きとう)寺だったという。ここに県内最古級の仏像群と、ポップな架空仏という、1200年の時を超えた新旧の信仰が共存している。