これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

安全保障の岐路なのに、「遺憾」や「抗議」ばかりでは国家防衛は成り立たない


安全保障の岐路なのに、「遺憾」や「抗議」ばかりでは国家防衛は成り立たない


北朝鮮の相次ぐミサイル発射に「大使館ルートを通じて抗議」は全く抑止力なし


2022.3.7(月)青沼 陽一郎






岸信夫防衛大臣(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)


(作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)


 ウクライナへのロシアによる軍事侵攻が続く中、3月5日に北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を発射した。



 今年に入って9回目で、ロシアが2月24日に軍事侵攻をはじめてからは、27日に次ぐ2週連続の2回目だ。その前の北京冬季オリンピックの大会期間中はなかった。米国の報道によると、中国はロシアに北京大会が閉幕する前のウクライナ侵攻はしないよう要請していたとされるが、まさにロシアは北京大会が閉幕して侵攻を開始した。要請の有無はともかく、北朝鮮も足並みを揃えていたことは容易に想像がつく。


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