米のアフガン失策で増長の中国…日本に「大量領海侵入」画策か 尖閣周辺に数十隻の漁船集結




禁漁期間が明け、一斉に出港する中国漁船(共同)

 沖縄県・尖閣諸島の接続水域外側で16日以降、数十隻もの中国漁船が連日確認されている。中国は、イスラム原理主義勢力「タリバン」が、アフガニスタン全土を制圧し、米軍撤退の「失策」が伝えられたタイミングで、台湾周辺で軍事演習を強行したが、日本には漁船の大量領海侵入でも狙っているのか。自由主義陣営を不安視させる、ジョー・バイデン米政権の言動。尖閣諸島を死守するため、関係当局による厳重警戒が必要だ。


 「同様の事態(=2016年8月の禁漁明け、200~300隻もの中国漁船が尖閣周辺に押し寄せた)の再発は、わが国として決して受け入れられない」


 加藤勝信官房長官は18日午前の定例会見で、こう語った。ここ数日、尖閣周辺の接続水域外側で、数十隻の中国漁船が確認されているからだ。


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