文科省ダブスタ検定疑惑 教科書は大丈夫か】「警備の武士」はだめで「警備する武士」はOK…社で異なる対応 文科省は不正否定



 文部科学省が、日本の学校で使う教科書について、事前に内容の審査を行っていることはよく知られている。「教科書検定」という。この検定で、ダブルスタンダートとしか思えない、審査が行われた疑惑がある。


 2019年度には、中学校で使用する教科書の検定が一斉に行われた。そのうち、私も執筆者として参加した「自由社」の歴史教科書が不合格になった。この検定で、他社と同様の表記・記述をしながら自由社は「×」を付けられ、他社は「◯」だったケースがいくつもあるのだ。


 「そんなバカな!」と、眉につばを付けた方は、以下の事例をとっくりとご覧いただきたい。


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