【有本香の以読制毒】日本の“平和ボケ”選挙の最中にも動く世界情勢 米英を巻き込む日本版「有志連合」の青写真を示せ!




ロンドンの官邸前で演説するジョンソン英首相=24日(ロイター)

 英国で新たな首相が誕生した。3年前、ブレクジット(=英国のEU離脱)決定のときから筆者が注目していたボリス・ジョンソン氏だ。


 寝グセそのままの髪形と、そこらのオッチャンみたいな物言い。自転車にコンビニの袋をぶら下げて通勤する「変わり者」と見えて、実は上流階級の出で、イートン校からオックスフォード大学というエリート。生粋のアングロサクソンではなく、オスマン・トルコ貴族の血も引くという超ユニークな人だ。


 保守党の党首戦を制したジョンソン氏はさっそく、次のように吠えた。「10月末(総選挙のとき)までに、ブレクジットの議案を通し、党内を1つにし、(労働党党首の)ジェレミー・コービンを倒す! そして、わが国を元気にする!」



 


 




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