*伝統とはどう言うものなのか?日本人は既に忘れている。


  (2012y)


 


滋賀県の湖国三大祭の一つで、主要行事が12日から始まる日吉大社(大津市)の「山王祭(さんのうさい)」で、神輿(みこし)行列を馬に乗って参加し、「お供」役を越直美・大津市長(36)が務める。山王祭は男性中心の祭りで、1200年の歴史の中でも成人女性の参加は初めて。当初、「女性が参加していいのか」と反対意見も出たが、全国一若い女性市長が参加すれば祭りのPRにつながると実現にこぎつけた


 


 これが書き出しの記事なのだが・・・男女平等が何の関係があるのか、


正に戦後流行りの左派の論理だ。


伝統に風穴をあける事がそんなに素晴らしいことなのか?


何かおかしいとは感じないのだろうか?


若い市長が出ればPRになる・・・


 


果たして伝統の意味を理解しているのだろうか?


伝統とは行いだけなのか?、


男だけの祭り、それにはそれなりの謂れがあるはずだろう、


伝統とは型式と精神、儀式の継承ではないのか?


 


 祭りのPRになる?宣伝なら別の方法がいくらでもあるだろう


大津市民と、このお若い市長は1200年続いた伝統を断絶させたと言う自覚はあるのだろうか?


祖先に申し訳ないとは思わないのだろうか・・・


 


こう言う状態だから女性宮家の創設に何の疑問も感じない、


皇室の存在意義も正統性もわかっていない。


学校で教育しないと言えばそれまでだが、知っている国民も少なくはない。


 


 これは明らかに戦後の左傾教育の弊害だろう、


日本の正当歴史を教えていないのだから、それと、右肩上がりの好景気と並行して入ってきた米国流の物質文化、総てを損得勘定(ビジネス)で判断する思想、理論。これらが戦後67年で浸透した結果なのだろう・・・


 


 国民は気がつかない、知らない間に、当然の如く、日本の精神文化を消してゆく・・      


 


 皇統2670年の歴史、


今正に、この歴史を断絶させ新自由主義の歴史を作るのか?


伝統日本を継承するのか?


現国民はその判断の分水嶺にいる。


私的にはそう思っているのだが、国民に認識はあるのだろうか?


 


 祖先が築き、守り抜いてきた2670年の日本の歴史、伝統、精神文化を僅か100年足らずで断絶させてしまうかも知れないのだ


惜しげもなく、しかも悪気もなくなのだ。


断絶させた場合、後世の歴史で昭和平成の民は何と表現されるのだろうか、


・・・・・・知るすべもない。


伝統とは何なのか、日本人の心から既その精神はなくなっているのだろうか。