これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

村上春樹の無自覚な不正学位取得会見が示す病根







村上春樹の無自覚な不正学位取得会見が示す病根


早稲田も日本の社会や歴史も嘲る営利作家とはいったい何者か


2018.11.13(火) 伊東 乾








村上春樹氏(2014年11月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / JOHN MACDOUGALL 〔AFPBB News




 このところ、医大入試について、男女の不均等や多浪生への不平等の実態が報じられ、問題視されています。


 日本社会では、「不正入試」と言うと何かと、やいのやいのと騒ぐ傾向があります。


 では「いったん入学してしまった後の、単位や進級はどうか?」と問われると、およそ「トンネル」に近いラフな現実があるように感じます。


 さて、大学で教えるようになって20年目の秋、目を剥くような、驚くべき報道に接しました。


 あろうことか、大学の公的な「記者会見」として、単位取得や卒業を不正に行っていた事実を、とくとくと、もしかすると半ば自慢げに語る記事を目にしたのです。


 「・・・テストも準備せずに受けて、問いも読まない。答案用紙の裏に、自分の書きたいことをぎっしり書いて出したら、点をくれました」


 「卒論も、参考文献なんか1冊も書かずに、1週間で原稿用紙100枚をでっち上げで書いた・・・」


 こんな問題外な内容を、こともあろうに大学の公的な記者会見で、固有名詞を挙げながら、何かの戦果であるかのごとくに語る内容。


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