これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

熱狂の時代を終え本格的な社会実装に向かうドローン







熱狂の時代を終え本格的な社会実装に向かうドローン


シリコンバレーのVCが語る海外のドローン最前線


2018.8.23(木) 照沼 健太








米カリフォルニア州ロサンゼルスで披露された空飛ぶタクシー「eCRM-003」の模型(2018年5月8日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Robyn Beck〔AFPBB News




 ベンチャーキャピタリストが“投資先“という観点で見ると、ドローンは旬を過ぎているという。だが、ドローン時代が終焉したわけではない。本格的な社会実装がこれから始まるのだ──。ドローン市場は今どのような状況にあるのか? シリコンバレーと日本、そしてアジアの国々で投資活動を行うベンチャーキャピタル、トランスリンクキャピタル パートナーの安東学氏に世界のドローン最前線を語ってもらった。(取材・構成:照沼 健太)


人手不足を背景に拡大するドローンマーケット


 ドローン市場は日本国内でも年々拡大しています。インプレスの調査によると、ドローンの市場規模は2017年度で前年度比42%増の503億円(推定)。2024年には3711億円規模に成長すると見込まれています。


 その背景には、労働需給の逼迫があると言われています。日本社会全体の労働人口が減るなか、ヤマト運輸をはじめとした物流業界の人手不足が問題となっているのは記憶に新しいところではないでしょうか。


 身近な生活でその影響を感じられるほどの人手不足が叫ばれる中、ドローンが持つ可能性に注目が集められ、ドローンの導入を進める企業が増えているのです。


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