これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

世界各地で増殖するゾンビ企業







世界各地で増殖するゾンビ企業


金利が上昇したらどうなる? 駆除するだけでは解決にならない


2018.3.1(木) Financial Times





(英フィナンシャル・タイムズ紙 2018年2月24/25日付)



 吸血鬼にとって、弱点はニンニクだ。オオカミ人間にとっては、銀の弾丸だ。では、ゾンビはどうだろうか。もしかしたら、金利上昇で撃退できるかもしれない。


 エコノミストらは数十年にわたり、「ゾンビ企業」について心配してきた。


 学術誌ジャーナル・オブ・エコノミック・パースペクティブスのティモシー・テイラー編集長は、ゾンビ企業への言及のルーツを1989年までたどり、1990年代の日本や、もっと最近の中国でゾンビが目撃されたと指摘する。


 根本的な懸念は、本来なら死んでいるべきだが、よろよろと生き続け、すべての人にとって事態を台無しにする企業が存在する、ということだ。


 これは、おそらく少々度が過ぎるほど鮮明な比喩だ。


 そしてほぼすべての人が予想している通り、各国の中央銀行がベテランなら「ノーマル」と表現するかもしれない水準に金利を引き上げ続けるにつれ、今後数カ月、数年で真価が問われることになる。


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