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【クローズアップ科学】福島にロボット研究拠点 今夏始動、ドローン開発で世界の主導権狙う


先端技術で被災地復興


 


 東日本大震災から間もなく7年。東京電力福島第1原発事故の影響が今も残る福島県の沿岸部では、無人航空機ドローンなどの研究開発拠点の整備が本格化している。今年夏には世界で例のない大規模な研究施設の利用が一部で始まる予定で、国産ロボットが海外勢と競うための重要な拠点として注目されている。(小野晋史)


陸海空に対応


 この研究施設は、福島県が整備を進めている「福島ロボットテストフィールド」。155億円の国費を投じて同県南相馬市と浪江町に建設中で、一部は今年6月にもオープンし、2019年度末の完成を目指している。


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