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【解答乱麻】人生100年」の人づくりの基礎は、輝く母性と家庭から 参院議員・山谷えり子



 大寒も過ぎて陽(ひ)の光も立春に向け和らいできた。今年の年回りは戊戌(つちのえ・いぬ)、勢いのある年回りといわれている。60年前は、当時の皇太子殿下と美智子さまがご婚約され、東京タワーが建ってテレビ時代となった。今年はどのような年となるのだろう。対立や憎しみでなく愛の勢いが広がってほしい。書き初めにはそうした思いを込め、「幸(さき)くませ真幸(まさき)くませと人びとの声渡りゆく御幸(みゆき)の町に」(皇后陛下御歌)を書かせていただいた。ちなみに7歳の孫は「ほほえみ」と書いて90代の両曽祖母に見せていた。


 さて、現在の小学生が社会人となる頃には、人工知能などの発達で今の仕事の半分が無くなり、半数以上は100歳を超える長寿を生きると予測されている。そのため、政府は「人生100年時代」「学び直し」「幼児教育無償化」など未来を見据えての政策を練り上げている。


 人生100年となれば時代の変化に合わせるチャレンジ精神を持つとともに、普遍的な“愛とまごころ”を人格の中心に育てていくことが教育上より一層大切なこととなっていくだろう


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