これでいいのか?戦後日本「より良き日本を取り戻そう」

テクノロジー教育芸術文化







優秀な子供にするために正月にやってほしい計算


東京大学の実践講座:1年のメカニズムを文理横断で理解する


2018.1.1(月) 伊東 乾








フランス西部レンヌのサンジョルジュ・プールに展示された英国人芸術家ルーク・ジェラムさんの作品「月の博物館」の下で泳ぐ人々(2017年6月12日撮影)。(c)AFP/DAMIEN MEYER〔AFPBB News




 「あけましておめでとうございます」


 「本年もよろしくお願いします」と皆さんおっしゃるわけですが、新年あけましておめでとうという「新年」は「新月」と同様、一番短い夜が少しずつ大きく成長する<冬至>に設定された、というお話を、昨年の最後に記しました。


 では「本年」も、このコラムの原点に立ち返り、常識の源流に遡ってみたいと思います。


 お正月、と言いますよね? なぜ「正月」なんでしょう?


 私が子供の頃、何かのマンガで、サザエさんならカツオ君的なキャラクターだったと思いますが、なぜ「正月」が「正月」かと問われて


 「そりゃ、おしょうがつだけはお年玉が来るから、正しい月で、それ以外の月は間違っているんだよ」と答えるシーンがありました。


 でも、改めてどうして「正月」と言うのでしょう?


 子供にそう尋ねられたら、どのように答えたらいいのでしょうか。例によってですが、冬休みに温故知新、歴史などを遡りつつ、実は自然法則の大きな問題を考えるという、このコラムの典型的「お家芸」で2018年を始めてみたいと思います。


 本稿は、お正月のお家で、コタツかなんかで、お子さんと一緒に紙と鉛筆を出してきて、親子で試してみることを想定して書いています。


 こういう生活習慣が身についた子なら私どもの大学、東京大学の2次試験などに向いた地頭が養成できること、十分請け負えますので、騙されたと思って、お子さんと考えてみてください。


>>続きを読む


?