閉じる





【新聞に喝!】東京が被爆都市にならないための〝決死の演説〟に刮目…でも全文紹介は産経のみ 作家・ジャーナリスト・門田隆将


国連総会の一般討論演説を行う安倍首相=8月20日、ニューヨーク(共同)


 


 それは「生存」を賭(か)けた凄(すさ)まじい演説だった。


 衆院の解散総選挙で、政界は政治家たちによる生き残りを賭けた闘いに突入している。しかし、新聞のあり方を考えさせられたのは、むしろその前に国連でくり広げられた熾烈(しれつ)な闘いに関する報道ではなかったか。


 北朝鮮の領袖(りょうしゅう)、金正恩(キムジョンウン)氏を「ロケットマン」と呼び、13歳で拉致(らち)された横田めぐみさんに言及したトランプ大統領の演説の翌日、安倍晋三首相が国連総会でおこなった演説に、私は刮目(かつもく)したまさに日本人が生き抜く、つまり「東京が第三の被爆都市にならないため」の決死の覚悟を示した演説だったからだ


>>続きを読む