【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】戦争防ぐ方策に触れない自虐報道は無責任 「愛国心」に何かしらの抵抗感持つ日本人
私の最新刊『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』(PHP新書)の、「はじめに」から引用する。(夕刊フジ)
Q「あなたは日本人に生まれて良かったと思いますか?」
A「はい」
Q「日本という国が好きですか?」
A「はい」
Q「ということは、日本に愛国心を持っているのですね?」
A「う~ん、愛国心ですか…」
日本人に「愛国心」について街頭インタビューをしたら、このようなやりとりが続出するのではないでしょうか。一〇〇パーセントの確信をもって断言しますが、現代の日本人は「愛国心」という言葉に対して、何かしらの抵抗感を持っています。(引用終わり)
この冒頭に興味や共感を持たれた方が多いのか、同書は9日に発売されたばかりだが、発売5カ月で45万部に達した自著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社+α新書)を上回る滑り出しだそうだ。
愛国心とは本来、誰もが抱く自然な感情だ。日本を除く世界中の人々が、愛国心を誇らしげに語る。