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国連拷問委その正体は国連憲章に規定ない条約機関 独立性に疑問符 欧州本部の強い影響下



 慰安婦問題をめぐる日韓合意の見直しを唐突に韓国政府に勧告したことで注目を集めた拷問禁止委員会。国連の人権条約に基づく委員会だというが、そもそも国連でどういう位置づけなのか。また、その独立性には大きな疑問符がつく。


 国連は1948年12月、世界人権宣言を採択。これを契機に人権に関する条約を次々に主導していった。


 その一つである拷問等禁止条約は84年に採択された。拷問禁止委員会は、87年の条約発効に合わせて批准国家の履行状況を監視する組織として設置された。日本は99年に条約に批准している。


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