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首都直下地震で都心の食料備蓄6割不足 帰宅困難32万人、トイレ14時間待ち… 丸の内・大手町地区試算






 首都直下地震の発生時に大量の帰宅困難者が出ると予想される東京都心の丸の内・大手町地区で、食料や水などの備蓄量が6割不足していることが防衛大などの調査で分かった。買い物などで訪れた人がトイレを利用する際の待ち時間は最大14時間超の見込みで、対策の遅れが明らかになった。



 JR東京駅前に位置する丸の内・大手町地区(東京都千代田区)は日本屈指のビジネス街。昼間の人口18万人の大半は通勤者で、さらに商用や買い物、観光などで1日に14万人の訪問者が滞在すると試算。首都直下地震が起きると、計32万人の帰宅困難者であふれかえると推定した。


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