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ドローン・ジャーナリズム
一人一台の時代へ、手提げバックに入るドローン
スマホで操作、自動運転もOK
2016/11/27
渡辺秋男 (クレセントエルデザイン代表)
今年2016年はドローンの新製品がたくさん発表された。
3月には、世界初の障害物センサーが搭載されたドローン、6月には業務用の中型ドローン、また農薬散布もできる大型のドローンも発表された。そしてこの秋、折りたたみ式のコンパクトドローンが最大手のメーカーであるDJIから発売となった。総重量は約750グラム。折りたたんだ状態はペットボトルとほぼ同型のサイズで女性のハンドバックにもすっぽり入るほどの小ささである。
まずは、この新型コンパクトドローンDJI 『MAVIC PRO』で撮影した映像を見ていただきたい。
DJI MAVIC PRO / Aerial view of Mt.Fuji and a yoga girl
本映像の空撮部分はこのコンパクトドローンで撮影した。冒頭のシーンは日の出直後の富士北麓にある湖と富士山。朝日に向かって飛んだため逆光だったが、白飛びすることもなく美しい朝日と富士山をフレームにおさめることができた。コンパクトでありながら4Kカメラを搭載し高性能なスタビライザー(カメラの水平安定装置)を装備しているので、ブレのない美しい映像を空撮することができる。この辺りのスペックは最近のドローンのトレンドと遜色がない。