【有本香の以読制毒】このまま変える必要など…靖國神社「分祀」など論外 旧日本兵の「ご遺骨」、一刻も早く帰還を
16日(火曜日)、靖國神社(東京・九段北)の「御霊(みたま)まつり」へ出かけた。御霊まつりは、毎年お盆の時期に催される戦没者慰霊祭だ。参道から境内まで、大小3万余の献灯が飾られ、夏の夜空を美しく彩ることで知られている。
この日の午後は、作家の百田尚樹さんと対談をしていた。百田さんが今年、御霊まつりの献灯に初めて揮毫(きごう)したというので、「それでは、ひと目見に参りましょう」と促し、対談終了後に出向いた。
参道は人であふれていた。老若男女といいたいが、驚くほど若い人が多い。数年前の一時期、ナンパ目当てで風紀を乱す来訪者が増えたとかで、露店を取りやめたこともあったが、今年は露店もにぎやかだった。