北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本列島上空を通過したのは平成29年9月以来で、5年ぶり7回目となる。直近では9月25日以降5回目となる異例の発射ペースだが、飛距離の長いミサイルで挑発行為をエスカレートさせた形だ。日本政府は今回のミサイルについて約4600キロ飛行したと分析しており、インド太平洋での米軍の重要拠点であるグアムを射程に収めることを誇示する狙いがありそうだ。
北朝鮮が発射した弾道ミサイルは1発で、東北地方上空を通過して太平洋側の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したとみられる。
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北朝鮮ミサイルの速度はマッハ17と韓国軍 最高高度は970キロ
【ソウル=桜井紀雄】韓国軍合同参謀本部は4日、北朝鮮が日本上空を越える形で発射した弾道ミサイルについて、約4500キロ飛翔(ひしょう)し、最高高度は約970キロに達したと発表した。速度は音速の17倍に当たるマッハ17と探知したとしている。