(花園 祐:中国・上海在住ジャーナリスト)
歴史の授業で誰もが習う鎌倉時代の大きな事件と言えば、鎌倉幕府が京都の朝廷に対しその主導権を確立させた「承久の乱」(1221年)、中国の元朝による日本侵略に対する防衛戦争の「元寇」(1274年、1281年)の2つがまず挙がってくるでしょう。
逆に言うと鎌倉時代においてはこの2つの事件ばかりが目立ち、その他の出来事についてはあまり語られることがありません。同時代の史料がやや少ないなどといった理由もありますが、鎌倉時代好きの筆者としては残念な限りです。
(花園 祐:中国・上海在住ジャーナリスト)
歴史の授業で誰もが習う鎌倉時代の大きな事件と言えば、鎌倉幕府が京都の朝廷に対しその主導権を確立させた「承久の乱」(1221年)、中国の元朝による日本侵略に対する防衛戦争の「元寇」(1274年、1281年)の2つがまず挙がってくるでしょう。
逆に言うと鎌倉時代においてはこの2つの事件ばかりが目立ち、その他の出来事についてはあまり語られることがありません。同時代の史料がやや少ないなどといった理由もありますが、鎌倉時代好きの筆者としては残念な限りです。
(城郭・戦国史研究家:西股 総生)
昨年の「鎌倉殿への道」に続き、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では中世軍事考証という立場で関わっている西股総生氏の連載「鎌倉殿の時代」。今回は頼朝を取り巻く人々を紹介する第2弾として、頼朝の挙兵を支えた5人の人物を紹介する(JBpress)。
◉鎌倉殿の時代(1)頼朝を取り巻く人々PART1
(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68307)
◉源行家(みなもとのゆきいえ/杉本哲太)
源義朝のいちばん下の弟で、頼朝の叔父にあたります。熊野の新宮に住んでいたことから新宮十郎と名乗っていました。経歴は不詳ですが、都から離れていたため平治の乱に巻き込まれずに済んだようです。
日本の軍事産業は、国の緊縮財政政策の前に風前の灯だ。
軽装甲機動車などを開発したコマツは、自衛隊の装甲車両の新規製造から撤退した。三井E&S造船は、防衛省向けの艦艇・官公庁船事業を、三菱重工業に売却した。住友重機工業は、自衛隊向けの機関銃の公募試作品の部品設計図が、下請け企業から中国企業に流出した問題が発覚し、厳重注意を受けた。その後、選定途中で公募辞退した。
防衛装備の技術は高度化するが、防衛省からの発注では利益率が薄く、発注量も20年前の半分に落ち込んだ。これ以上、利益の薄い防衛省には付き合いきれないのだろう。
ロバート・ハーグレイヴス(ThorCon International共同創立者)が、1月26日付のウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)に、「もしきれいな電力が欲しいのなら、核分裂を利用せよ。核事故は起こるが、害のリスクは極めて小さい」との論説を寄せ、原子力発電を推奨している。
この論説の筆者はダートマス大学で教えている人物で、原子力エンジニアリング会社、ThorCon Internationalの創立者である。そういう彼の立場からの論説と言えるが、同時に原発の利用を推奨して、それなりに説得力のある論を展開していると言える。
地球温暖化と、それに伴う気候変動は、すでに台風やハリケーン・サイクロンの巨大化、山火事の多発と巨大化などで、人類に大きな災害をもたらしている。多くの死者も出ている。