ディプロマット・ジャパン株式会社は2020年12月、「テレワークにおける機密書類・重要書類のセキュリティリスク及びその実態」に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年12月14日~15日、都内在住のテレワーク導入企業の経営者で、自社の社員が機密書類・重要書類を持ち帰ることがあるという100名から回答を得ている。これにより、機密書類等の扱いやリスクに関する実態と課題などが明らかとなった。

テレワークで「機密書類・重要書類の流出や紛失リスク」は高まるのか

 はじめに「テレワークの実施により、社員の自宅での機密書類や重要書類の流出/紛失のリスクは高まっていると感じるか」と尋ねた。すると「非常に感じる」が34%、「感じる」が42%と、あわせて76%の経営者が「機密書類の管理にリスクがある」と感じていた。

>>続きを読む