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不正は逃さん!偽ブランド見破る「AI鑑定士」 中古品販売、ネットオークションで実用化 [2)産業・技術]

不正は逃さん!偽ブランド見破る「AI鑑定士」 中古品販売、ネットオークションで実用化

高精細カメラでブランド品を撮影し、AIを使って本物かどうか判定するコメ兵の鑑定士=名古屋市
高精細カメラでブランド品を撮影し、AIを使って本物かどうか判定するコメ兵の鑑定士=名古屋市

 中古品販売やインターネットオークションで取引される品物の中から、人工知能(AI)を活用して偽物を見破る技術が実用化されている。高精度カメラで撮影した画像を大量のデータと照合し本物かどうか鑑定する。偽ブランドの輸入品などが国内に広く流通するなか、「AI鑑定士」が“駆逐作戦”を展開中だ。

 「基準外」-。高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の製品として持ち込まれたバッグにAIは偽物と判定を下した。鑑定にかかった時間は数秒。中古品販売大手「コメ兵」は8月、ルイ・ヴィトン製品を買い取る際、AIを使った鑑定を一部導入した。

 鑑定士が最初にスマートフォンで製品を撮影すると、データベースから自動で型番を特定。品名や素材、柄も表示される。次に高精度カメラを使って数十倍まで拡大して撮影、AIに鑑定を指示すると「基準外」「保留」「基準内」の3種類に分類される仕組みだ。

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タグ:AI鑑定士
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三島由紀夫没後50年 日本に広がる「精神の曠野」を的中した三島の予言 評論家・宮崎正弘氏が特別寄稿 [1)憂  国]

三島由紀夫没後50年 日本に広がる「精神の曠野」を的中した三島の予言 評論家・宮崎正弘氏が特別寄稿

陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で演説する三島由紀夫 =1970年11月25日
陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で演説する三島由紀夫 =1970年11月25日

 日本を代表する作家、三島由紀夫が東京・市ケ谷の自衛隊駐屯地で自刃を遂げて25日で50年になった。三島が命を賭して訴えたかったものと、令和に入ったわが国の現状とは。日本人はこれでいいのか。学生運動を通じて三島と深くかかわった、評論家の宮崎正弘氏が特別寄稿した。

 あの驚天動地の衝撃となった三島事件から半世紀を経て、当時の全共闘世代は後期高齢者に近付き、60年安保世代の多くは鬼籍に入った。

 歳月の流れは速い。「昭和元禄」といわれた経済の高度成長は峠をこえて、バブル崩壊後の日本は右肩下がりのGDP(国内総生産)。国民から活気は失われ、詩の精神は枯渇し、草食系男子が蔓延(はびこ)り、伝統的な価値観は鮮明にひっくり返った。伝統文化は廃(すた)れた。

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日本学術会議が私の「学問の自由」を奪ったのか? [❹教  育]

日本学術会議が私の「学問の自由」を奪ったのか?

大学院受験を拒否された防大卒業生~当事者の証言
2020.11.27(金)浜辺 隆二

(浜辺 隆二:元福岡工業大学教授、工学博士)

 2020年10月5日、民間シンクタンク「国家基本問題研究所」のサイトに「学術会議こそ学問の自由を守れ」というコラムが掲載された。筆者は北海道大学名誉教授の奈良林直氏である。

 2016年に、北大のある教授による流体力学の研究が、防衛省の安全保障技術研究推進制度に採択された。ところが学術会議に「軍事研究」と決めつけられ、事実上の圧力で辞退に追い込まれたということがコラムに記されている。

 この指摘に関連して、防衛大学の卒業生が大学院に行きたくとも東大をはじめ各大学は自衛隊関係者を断る時代が続いていた、という櫻井よしこ氏の指摘もある(10月14日、BSフジ「プライムニュース」)。大学が一時期自衛隊関係者を断っていた理由としては、1967年に日本学術会議が出した「軍事目的のための科学研究を行わない声明」との関連が取り沙汰されている。

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中国の挑戦に超党派で立ち向かう米国 [4)世界・外交]

 11月9日付のフォーリン・ポリシーで、新アメリカ安全保障センターのジョーダン・シュナイダーとコビー・ゴールドバーグが、米国は新大統領の下、中国に対する政策に関しては、民主、共和両党が協力して励むであろう、と論じている。

Barks_japan / MaryValery / iStock / Getty Images Plus

 シュナイダー他の論説は、米国では民主、共和両党の対立が激しくなるだろうが、ことさら中国に関しては一致するであろう、特に中国の挑戦に対し、研究開発の推進でそうであろうと述べている。

 米国は、歴史的に、挑戦されると底力を発揮する。

 1957年10月にソ連が世界初の人工衛星、スプートニク1号の打ち上げに成功すると、後れを取った米国は、まず1958年に人工衛星エクスプローラー1号を打ち上げたのち、1961年から1972年にかけてアポロ計画を実施し、1969年7月にアポロ11号が初めて月面に着陸した。その後、合計6回の月面着陸に成功し、宇宙開発でソ連を大きく引き離した。

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タグ:米国
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どちらが有利?合戦における鉄砲と弓矢の長所と短所 [3)日本の歴史]

どちらが有利?合戦における鉄砲と弓矢の長所と短所

鉄砲は戦国合戦をどう変えたか?(前編)
2020.11.27(金)西股 総生
『長篠合戦図屏風』(部分)(Wikipediaより)

(城郭・戦国史研究家:西股 総生)

急速に普及した新兵器・鉄砲

 11月6日掲載の「意外に知らない、戦国時代の主力兵器」で書いたように、戦国時代の主力兵器は槍であった。とはいえ、戦国時代の半ばに日本に伝来した鉄砲(火縄銃)が、急速にひろまったのも事実である。

 1552年(天文21)に、若き日の織田信長が斎藤道三と会見した際、弓・鉄砲あわせて500丁を率いていたことが、『信長公記』という記録に書いてある。今年の大河ドラマ『麒麟がくる』にも登場した、有名なエピソードだ。

 また、甲斐の僧が書き残した『勝山記』という記録によれば、1555年(天文24)に武田信玄は信濃の旭山城に鉄砲300丁を配備したという。当時の旭山城は、長尾景虎(上杉謙信)とのせめぎ合いの焦点になっていたから、武田軍が最新兵器を最前線に投入する、というのは大いにありうる話だ。

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