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【日本の解き方】原発「処理水」の海洋放出決断、当たり前のことをやる菅政権 風評被害あおる一部マスコミの報道姿勢

【日本の解き方】原発「処理水」の海洋放出決断、当たり前のことをやる菅政権 風評被害あおる一部マスコミの報道姿勢

東京電力福島第1原発敷地内に立ち並ぶ処理水保管タンク=2月
東京電力福島第1原発敷地内に立ち並ぶ処理水保管タンク=2月

 菅義偉政権は福島第1原子力発電所の処理水について、海洋放出する方針を月内にも正式に決めるとみられている。漁業関係者が風評被害を懸念しているとも報じられているが、今回、放出の決断に向けて前進したのはどのような要因があるのだろうか。

 2019年9月、大阪市の松井一郎市長は、記者会見で「メディアは汚染水という表現はやめた方がいい。あれは処理水」とした上で、一部メディアを名指しして批判した。その上で、福島第1原発処理水の大阪湾放出に応じる意向を示し、話題を呼んだ。

 「汚染水」とは、原子炉内で溶けて固まった燃料を冷却するために使用した後の水だ。これには有害な放射性物質が含まれている。一方、「処理水」とは、汚染水から有害な放射性物質を除去し、無害化させたものだ。三重水素(トリチウム)だけは除去が難しいものの、これは自然界のあらゆる水の中に存在するので、適切に希釈すれば、海洋放出しても問題はなく、実際に世界中で行われている。

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「官僚イジメ」の野党ヒアリング、自公幹事長会談「検証」で一致 「誰がそんなことしろって、言ったんだよ!」現場が凍ることも

「官僚イジメ」の野党ヒアリング、自公幹事長会談「検証」で一致 「誰がそんなことしろって、言ったんだよ!」現場が凍ることも

野党による省庁担当者らへの合同ヒアリングは頻繁に行われている
野党による省庁担当者らへの合同ヒアリングは頻繁に行われている

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長は21日、東京都内のホテルで会談し、与野党による各府省庁担当者へのヒアリングの在り方を検証すべきだとの認識で一致した。左派野党が頻繁に開催する合同ヒアリングについて、議員が声を荒らげたり、長時間拘束するため、官僚の過度な疲弊を招いており、「官僚イジメ」「パワハラ」「人民裁判」という指摘・批判が出ていた。

 会談に同席した自民党の森山裕国対委員長は「役所によっては、本来の職務に支障を来し、精神的な負担から職員が休む例もあると聞く。立法府として考えなければいけない」と語った。

 野党合同ヒアリングは、立憲民主党や共産党などが開催。「モリカケ」問題や「桜を見る会」などをテーマに各府省庁の担当者を招き、最近では、日本学術会議の会員候補任命見送り問題などについて追及している。

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タグ:官僚イジメ
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コロナ対策にも無力な日本学術会議、実は憲法違反

コロナ対策にも無力な日本学術会議、実は憲法違反

6人の任命拒否問題より同会議の存在意義を問うべし
2020.10.23(金)森 清勇
日本学術会議(2020年10月7日撮影、写真:西村尚己/アフロ)

 左派系マスコミと野党の一部は日本学術会議の推薦会員のうち6人を菅義偉首相が任命しなかったことばかりを問題化し、同会議の在り方見直しとは全く別だと分離を図っている。

 しかし、同会議は「科学研究の面から国家に責任を負う唯一の組織」と位置づけている。

 そうであるならば、憲法が認める自衛のために存在する自衛隊の装備研究や自衛官の大学院での研修の便宜を図るのが当然であるが、現実は全く逆にどちらも忌避している。

 これらは憲法の趣旨とする「座して死を待たず」や憲法が保障する「学問の自由」に違反している。

国家には生存権、憲法も自衛戦争認める

 戦後の日本は武装解除されたままで、米軍の保護下にあった。

 1947年施行の日本国憲法では第2章「戦争の放棄」を規定しているが、9条1項は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とし、第2項で「前項の目的を達するため」、軍やその他の戦力は保持せず、交戦権は認めないとした。

 第1項が侵略戦争を認めない意であることは不戦条約(パリ条約)の審議過程からも明らかである。

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長篠の合戦とミッドウェイ海戦にみる決戦の構図 [2)日本の歴史]

長篠の合戦とミッドウェイ海戦にみる決戦の構図

長篠合戦の真実・番外編
2020.10.23(金)西股 総生
(イメージ)

(城郭・戦国史研究家:西股 総生)

まったく違う二つの事件の共通点

 ミッドウェイ海戦の話(前編後編)に続けて、長篠合戦の話(前編中編後編)を書いたのには、わけがある。時代も場所も性格もまったく違う二つの事件は、実は「決戦の構図」という意味では、よく似ているからだ。

 長篠合戦は、武田勝頼が長篠城を攻めることによって徳川軍の主力を引っ張り出し、一気に叩きつぶそうとしたことから起こった。一方のミッドウェイ海戦は、日本艦隊がミッドウェイ島を攻撃することによって、米空母部隊を引っ張り出し、叩きつぶそうとしたことから起こった。

 敵の拠点を攻撃することで脅威を与え、救援のために出てきた敵主力を一挙に叩く。実は、戦国時代には、こうした図式で起きた決戦が、いくつもある。

 たとえば、武田信玄上杉謙信の間で計5回戦われた川中島合戦のうち、最大の激戦として知られるのは、1561年(永禄4)の第4回合戦である。このときは武田軍の前線基地であった海津(かいづ)城を上杉軍が圧迫したため、信玄が救援のために出陣し、両軍の主力どうしがマトモに激突することとなった。謙信は、最初から武田軍に決戦を挑むつもりで川中島に出陣し、海津城を圧迫したのである。

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