(Andrei Stanescu/gettyimages)

 米カリフォルニア州パブリック・ユーティリティ・コミッションは8月27日、サザン・カリフォルニア・エジソン(SCE、ロサンゼルスを中心にサービスを行う電力会社)が電力を供給する地域に4万カ所のEVチャージステーションを設置するプログラムを承認した。これに対し州政府は4億3600万ドルの支援を行う。

 元々カリフォルニア州では2035年までに同州内のEVを500万台にする、という目標を立てており、そのためには南カリフォルニア一帯だけでも2025年までに25万カ所のチャージステーションが必要、とされていた。

 今回のプログラムは3つの柱で成り立っており、1番目がチャージステーション・インフラの拡大、2番目が個人や企業などがチャージステーションを所持し稼働させるための必要なツール供給、そして3番目が新規建設物件にチャージステーションを設置する場合のリベート提供だ。

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