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【歴史の転換点から】大獄に死す-松陰と左内の「奇跡」(2)君よ、いま一度よみがえれ  [3)日本の歴史]

【歴史の転換点から】大獄に死す-松陰と左内の「奇跡」(2)君よ、いま一度よみがえれ 

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吉田松陰像。指さし、見つめる先は渡航の夢がかなわなかった米国、そして太平洋である=静岡県下田市(関厚夫撮影)
 旧暦で吉田松陰の命日にあたる先月(10月)27日午前、東京・世田谷の松陰神社で例大祭が営まれた。日曜日であり、松陰神社通り商店街や境内を会場にした「幕末維新祭り」も会わせて開催されていたからだろうか。社殿で営まれた神事には例年の倍以上の関係者が参列していた。
令和元年10月27日、松陰神社にて
 でも、足が悪いにもかかわらずいつもかくしゃくとしておられた玉木正光さんの姿はない。松陰幼少時の厳師でもあった叔父、玉木文之進(1810~76)を祖とする正光さんが鬼籍に入られたのは5年ほど前のことだっただろうか。正光さんを最後に玉木家は断絶したという。
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新聞社の裏側と記者の苦悩を描く上質なミステリー [◆マスコミ]

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(Vlady9 / gettyimages)

 BSプレミアム「歪んだ波紋」(毎週日曜午後10時)は、フェイク・ニュースの作り方を指南するダークサイトをめぐる、上質なミステリーである。原作は神戸新聞出身の作家・塩田武士の短編集。ドラマは、新聞社の裏側と新聞記者の苦悩を、丹念に描いた傑作といえるだろう。

 新神奈川日報(新神奈川)の文化部の記者だった、沢村政彦(松田龍平)は報道部の調査報道チームの一員に引き上げられて、友軍記者として働いている。チームは、デスクの中島有一郎(勝村政信)と、大手新聞・大日から転職してきた桐野弘(筒井道雄)との3人である。沢村(松田)の父・一平(角野卓造)も、全国紙の大日の社会部長を務めながら急死した記者だった。

 チームのデスク・中島はかつて、地元大学病院の治療ミス事件の特ダネの成果をあげてきたが、最近は大きなネタに恵まれず、社内的に追い込まれていた。起死回生策として狙ったひとつは、地元の市長選にテレビのコンメンテーターをしている、コンサルタントが出馬するネタだった。ふたつ目は、乗用車のひき逃げ事件で夫が死んだ、妻の森本敦子(小芝風花)が実は容疑者ではないかという疑惑だった。

 

 

 

 


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北極海航路で現実味を帯びる北方領土問題の解消

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(Jean Landry/gettyimages)

「パリ協定離脱」に見るトランプの深謀遠慮

 現在、アメリカの政治シーンでは、来年秋の大統領選挙を巡る一大ページェントが展開されている。与党共和党では、大統領候補は現職のトランプ大統領出馬でほぼ決まりとされている。片や民主党は、極左から中道右派までその政治的主張を異にする20人以上もの候補が乱立。候補者が一堂に会して行う討論会では各自が主張を述べ合い、場合によっては候補者同士の足の引っ張り合いも演じられ、混乱気味である。

 だが、一見バラバラに見える民主党候補者たちに共通しているのは、ウクライナ疑惑を巡って弾劾裁判に持ち込むことでトランプ大統領の政治手法を批判するだけでなく、大統領支持層を離反させることで一致しているということだ。

 

 

 

 


タグ:北極海航路
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ドローンを使ってコストカットと増収ができる技術とは [2)産業・技術]

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イメージ画像(Ekkasit919/gettyimages)

300ヘクタールの経営体が選んだ可変施肥

 北海道・鹿追町の西上経営組合は、経営面積が300ヘクタールに達する。通常100ヘクタールを超えるとメガファームと呼ばれる。メガをはるかに凌駕する規模だ。そんな同社が3分の1の畑で取り入れるのが、ドローンを使った土壌診断結果を踏まえた可変施肥だ。農家1軒当たりの面積が増え続け、これまで管理したことがなく、どんな特性があるのか分からない土地を預かっても、適切に土を管理できる可変施肥は広がりつつある。

ズコーシャの可変施肥技術(ズコーシャ提供)

肥料代を節減

 西上経営組合は小麦100ヘクタール、てん菜50ヘクタール、バレイショ50ヘクタール、豆類、そばなどを生産する。8戸の農家が集まって法人化した。これだけの規模になると、馬鹿にならないのが肥料代だ。土壌の状況に応じて施肥量を変える可変施肥を今では小麦、てん菜、バレイショの3品目で行う。当初はてん菜から始めた。

 

 

 

 


タグ:ドローン
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アンタッチャブル「ヒズボラ」へ反抗はじめたレバノン市民

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 レバノンでは10月中旬より、政治改革、腐敗撲滅、生活の向上等を訴える抗議運動が激化、10月29日にはハリリ首相が辞任する事態となった。アウン大統領は10月31日、抗議運動の要求通り、テクノクラートから成る新政府を組織したいと述べた。

レバノンの中心街の一つ、マーティル スクエアでデモを続ける人々のテント
(Erich Karnberger/iStock Editorial / Getty Images Plus)

 米国のポンペオ国務長官は、新政府の設立を要求し、軍と治安当局が彼等からデモ参加者の権利と安全を守るよう要請した。もし、レバノンが経済改革を遂げ、腐敗と戦うのであれば、国際機関と協力して経済支援をしたいと国務省筋は述べた。この支援には昨年誓約されたが凍結されている117億ドルの支援パッケージが含まれる。

 今回のレバノンでの抗議運動は、政治改革、反腐敗を超える注目すべき点がある。それは、レバノンの政治を支配して来たイランが支援するヒズボラへのあからさまな反抗である。ヒズボラは今回のデモまではほとんど手を触れることの出来ない存在だった。しかし、そのシーア派の支持者すらデモに参加した。ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師はデモ当初の10月19日には新政府樹立の要求に反対していた。25日には街頭デモは「混乱と崩壊につながる空白」を生みつつあると警告した。しかし、抗議運動はこの脅迫を無視し抗議を継続したのである。改革運動の参加者は、ヒズボラは閣僚の人選に介入しようとするかも知れないが、アウンが非政治的な政府を求めたことは一歩前進だ、と見ているようだ。

 

 

 

 


タグ:レバノン
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「中国で拷問された」 一時拘束された香港の元英領事館職員が証言 [◆世界のニュース]

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ジョン・サドワース、BBCニュース

香港のイギリス領事館の元職員が、香港で政治不安をあおったとされ、中国で拷問されたとBBCに語った。

香港市民のサイモン・チェン氏(29)は、英政府職員として2年近く勤務した。今年8月に中国本土に旅行した際、15日間拘束された

「手足を束縛され、目隠しをされ、頭に覆いをかぶせられた」とチェン氏は言う。

チェン氏は、殴打され自白を強要されたと主張している。英政府関係者は、その主張は信用できると話す。

私たちの取材を受けた後、ドミニク・ラーブ外相は、中国の大使を呼んだ。

「我々は、チェン氏が中国本土で拘束中に受けたひどい扱いに憤慨しており(中略)中国当局が調査し、責任者の責任を問うよう期待していると明確に伝えた」と、ラーブ氏はBBCに話した。

 

 

 

 


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