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シュワちゃんとグレタさんとテスラの不思議な関係 [◆論  評◆]

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 9月にニューヨークで行われた国連気候変動サミットで、怒りのスピーチを行って話題となったスウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん。欧州から米国へ、そして国連スピーチの後は米国、カナダで中高生による気候変動への抗議行動をサポートしながら米国内を南下、12月に南米チリのサンティアゴで開催される国連の気候変動会議に参加するのが最終目的となる。

 グレタさんは化石燃料が地球温暖化効果ガスの原因である、という信念から、欧州から米国に移動する際も飛行機は使わず、セーリングボートを利用した。そこで気になるのがニューヨークから米国縦断、南米に至る旅。

 化石燃料に反対する立場から、普通なら列車が選ばれるだろう。しかし、米国には全土をつなぐような鉄道網は存在しない。東海岸ならいざ知らず、中西部を通り西海岸へ、しかも要請のある場所を通りながら、というとかなりの至難の業。

 

 

 

 


タグ:環境少女
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北海道が「自動運転」農機で最先端を行く理由 [2)産業・技術]

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(alphabetMN/gettyimages)
世界の自動車メーカーが「自動運転」技術の実用化に向けてしのぎを削っているが、農業の世界では、すでに一部で実用化が進む。国内でその最前線に立つのが”北海道”だ。食料自給率が1000%になるような大産地を擁し、生産性の向上にはもともと熱心な土地柄。それに人手不足が加わり、効率化のための設備投資が加速している。ここから見えてくる課題を紐解いて行けば、日本の農業の将来を見通すことができる。

 十勝・オホーツクといった北海道を代表する畑作地帯で、一戸当たりの農家の経営面積は右肩上がりを続け、平均で数十ヘクタールの規模に達している。農機の大型化、ガイダンスシステムや自動操舵技術によるICT化が進む一方で、農家の労働時間がむしろ長くなるというパラドックスのような現象もみられる。農家と「でめんさん」(北海道の方言で日雇い労働者を指す)が減り続ける中、より少ない労働力で大面積をこなすことは可能なのか。

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米議会も支持する香港デモの民主化要求

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 香港におけるデモは収束する気配がない。「犯罪人引渡条例」の改正をきっかけに始まった香港での大規模デモであるが、行政長官が同条例案の撤回を発表しても、同長官の辞任や警察の弾圧調査に関する第三者員会の設置等、香港市民からは5つの要求が提出されている。

leremy/Avector/krkt/iStock / Getty Images Plus

 

 そもそもは、1997年の香港の中国への返還以降、50年間は香港の高度な自治を維持するために「一国二制度」が敷かれることが約束されていたが、北京の中国共産党政府が、それを破るようなことを次々とすることへの香港人の反発からデモは始まり、大規模化した。5年前の「雨傘運動」は、香港の議会において民主主義選挙が行われなくなってしまったこと、言論弾圧への抵抗から起きたものだった。

 今回の香港の大規模デモの民主化要求に対して、最大の民主主義国の旗を振るアメリカの議会は黙っていなかった。

 

 

 

 


タグ:香港デモ
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