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信じられないニューヨークの家賃、その訳は

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 現在のマンハッタンで1人暮らしするためにかかる家賃は、月におよそ30万円と言ったら、驚くだろうか。

 筆者がニューヨークに移住した1980年から比べると、当然ながら物価は上がっている。50セントだった地下鉄運賃はおよそ5倍の2.75セントに。レストランの外食代はおよそ3倍に、そしてアパートメントの家賃は、場所によっては6倍から10倍程度に跳ね上がった。

ニューヨークのマンハッタンは、家賃が高騰を続ける(筆者撮影)

 

 現在マンハッタンで、Studioと呼ばれるワンルームでも月の家賃は安くて2千ドル(およそ21万円)くらい。エレベーターとドアマンつきの近代的なビルだと、3千ドル以上するところもある。

 マンハッタンの家賃を払いきれなくなった人々は、筆者もそうだが川を渡ってブルックリンやクイーンズなどに移った。だがブルックリンもクイーンズもこのところ再開発が進み、地下鉄の便が良いところはマンハッタンとさほど変わらないほど家賃が上がり続けている。

 一体なぜ、ニューヨークの不動産はここまで高騰したのか

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出張、インターンシップ、インドで働く時の落とし穴 [1)経営・ビジネス]

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 「500万円払わないと日本へ帰さない」といういきなりの通達?

 これは実際に今インドにおいて少なくない外国人の身に起きていることだ。

 外国人がいつものようにインドでの出張を終えて、開放感に包まれながら母国へ向かう便に乗ろうとインドの空港のイミグレーションカウンターに行くと、こう聞かれるのだ。

  「お前はインドで納税したのか」と。

 身に覚えがないその人は「???」と不思議な顔をするだけなのだが、係官はこう続ける。

 「お前は去年インドに182日以上いるじゃないか。納税しているのだったら確定申告書を見せろ。出せないのだったら出国させるわけにはいかない!」

インド・チェンナイ空港(undefined undefined/gettyimages)

 

 この連載で何度もお伝えしているように、ここ数年でインドのあらゆる分野でのコンプライアンスは格段に厳しくなっている。そして、民主主義国家でありかつ超格差社会であるインドでは「お金持ちからたくさん税金をとります」「お金持ちには厳しくします」という方向の政策は支持されやすい。物価水準の差もあいまって、こちらに来れば軒並み「お金持ち」のカテゴリーに入れられてしまう外国人だとそれはなおさらだ。

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タグ:インド
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GSOMIA破棄で米韓関係も揺らぐ [3)世界・軍事]

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 8月23日、韓国政府は、日韓秘密軍事情報保護協定(いわゆるGSOMIA:General Security of Military Information Agreement)を終了させる旨を日本政府に通告した。書面による通告から90日後、同協定は効力を失う。2016年11月23日にソウルで署名された同協定は、まる3年で終了することになる。 

(Evgeniy Skripnichenko/Nastco/Ket4up/iStock/Getty Images Plus)

 

 今回のGSOMIAの破棄決定を巡り、米国は韓国に対する批判を強めている。 米韓関係は、相互信頼に亀裂が入りかねない深刻な状況になっている。なお、日韓GSOMIAの破棄について、韓国のマスコミは、ハンギョレ紙等革新系のメディアは肯定的に捉え、保守系大手の朝鮮日報や中央日報等は批判的に報道している。

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タグ:GSOMIA破棄
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【歴史の転換点から】江戸無血開城の「点と線」(3)西郷と勝 裏切りに見えた「誠」 [2)日本の歴史]

【歴史の転換点から】江戸無血開城の「点と線」(3)西郷と勝 裏切りに見えた「誠」

江戸無血開城の「点と線」(3)用写真(2)
旧田町薩摩藩邸跡に建てられた勝海舟・西郷隆盛会談碑=東京都港区(関厚夫撮影)
 勝海舟夫妻が眠り、東京都下の桜と紅葉の名所・洗足池公園のお隣に7日、大田区立勝海舟記念館がオープンした。歴史的建造物を増・改築した鉄筋コンクリート造り2階(一部3階)建てで床面積は850平方メートル。CG映像をはじめ視覚効果を凝らしたコーナーが並ぶなか、史料展示のメーンはやはり「江戸無血開城」である。西郷隆盛との会談を前に、最後の将軍・徳川慶喜が勝を「千両箱」と持ち上げ、頼りにしていた-と伝える勝の盟友・大久保一翁の書状が初公開されている。
勝の使命-日本人として
 慶応4(後の明治元=1868)年3月13、14日(旧暦)の両日、西郷隆盛との会談にのぞんだ勝は2種類のミッションを自らに課していた。
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