「新しいものが好きで、人と話すのも好き、そして新しい場所に躊躇なく入っていける。私が社長になってから、意識的にそういう人材が集まりやすいようにしました」 

 そう語るのは、NTTドコモベンチャーズの稲川尚之社長。NTTグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として2008年にスタートした同社は、新しいことを生み出すきっかけが見出せない大企業と、リスクをとって新しいビジネスを生み出そうとするベンチャー企業の橋渡しをするべく誕生した会社だ。

NTTドコモベンチャーズの稲川尚之社長

 

 東京とシリコンバレーに拠点をおいて活動している。情報通信(ICT)分野を中心にこれまで100社を超えるベンチャー企業に、累計数百億円の投資をしてきた。

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