SSブログ

【最新ニュース速報】 2018年9月12日 【高橋洋一】 [【動】IT番組]

nice!(1)  コメント(0) 

国益外交・・戦後日本は三流国、歴史・国防を忘れた民族は滅ぶ

閉じる

【産経抄】9月14日

 プーチン大統領が首相に声をかけた。「危機から脱却する方法を二つ思いついた。一つ目は火星人が来てロシア人を助けてくれるのを待つ。二つ目はなんとかして自力で危機から立ち直る」。すると首相はこう答えた。「大統領、二つ目の方法は非現実だから検討すべきではありません」。

 ▼モスクワ生まれのエコノミスト、菅野沙織さんの著書で知ったジョークである。実は冗談ではなくなった。1998年の金融危機を救ったのは、原油価格の上昇という「火星人」である。

 ▼強引な対外政策が目立つプーチン政権は、欧米諸国の対露制裁によって経済低迷に再び苦しんでいる。日本との「経済協力」を新たな火星人として期待しているのではないか。それを呼び込むための「奇策」と解釈すれば合点がいく。

 ▼「東方経済フォーラム」で、プーチン大統領が提案した「平和条約の年内締結」は、あまりにも唐突だった。もちろん、締結は北方領土問題が解決してから、との日本側の立場が変わるはずもない。奇策は、ロシア外交のお家芸といえる。

 ▼吉村昭の『ポーツマスの旗』にこんな場面があった。日露戦争の講和会議のさなか、日本の全権大使、小村寿太郎は新聞を見て愕然(がくぜん)とする。日本がロシア側に提示した講和条件が列記されていた。会議の内容は漏らさないとの約束をロシア側が破ったわけだ。新聞を利用し、各国の世論の同情を買うのが目的である。小村は日本外交の歴史の浅さを思い知らされる。

 ▼その後日本も修羅場をくぐってきた。奇策に驚いてばかりもいられない。プーチン氏は白々しくも「今、思いついた」「ジョークではない」と述べた。安倍晋三首相も「ジョークとして受け取っておく」と、とぼけておけばよかった。

 

 


タグ:産経抄
nice!(2)  コメント(0) 

【古森義久の緯度経度】反トランプ・反安倍ありき 米紙の偏向報道 [★マスコミ]

閉じる

【古森義久の緯度経度】反トランプ・反安倍ありき 米紙の偏向報道

 会談で握手する安倍首相(左)とトランプ米大統領=6月、ワシントンのホワイトハウス(共同)

 

 米国のワシントン・ポスト紙が8月末に「トランプ・安倍両首脳衝突」説を報道した。緊密な日米両首脳が不仲になったという趣旨の記事で、日本側では公式に否定された。だがその影響は屈折した波紋を広げる。

 米国発の日本がらみのこの種の報道はこれからもあるだろう。だからこの記事の解析を試みた。その結果、浮かんだのはまず反トランプ、反安倍ありき、という政治的な偏向だった。

 ワシントン・ポストで国務省などを担当するジョン・ハドソン記者が中心になって書いたというこの記事は8月28日の同紙ネット版で流された。9月3日には少し短縮され、同紙の一般紙上に掲載された。

>>続きを読む

 

 


nice!(0)  コメント(0)