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【正論・戦後73年に思う】わが生涯の教育と文化への疑念 新潟県立大学教授・袴田茂樹 [1)憂  国]

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【正論・戦後73年に思う】わが生涯の教育と文化への疑念 新潟県立大学教授・袴田茂樹

 私は、敗戦の前の年に生まれたので、戦後73年はそのままわが生涯だ。それを振り返って痛感するのは、自分の受けた教育の貧しさである。それに関連して、私事で恐縮だが2、3のエピソードを伝えたい。

 ≪古典を理解し楽しむ力の大切さ≫

 先日知り合いの大学生から、国家試験に受かった、外務省に入りたいので卒業までに中央アジアとその周辺に関する知識を得たいが、何を読むべきか教えてほしいと訊かれた。

 私は次のように答えた。外交官に必要な具体的知見は、仕事に直面すればいや応なく身につけられる。今の君により重要なのは、今後、国内外の一流の人物と単に仕事上だけでなく人間として対等につき合える本物の教養を身につけることだ。そのためには、古今東西の古典を-思想でも文学や芸術でも-しっかりと理解し楽しむ力を養うことだ、と。

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【ビジネス解読】監視? 健康管理? 社員の「人間関係」まで可視化できる“働き方改革ツール”とは [1)経営・ビジネス]

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【ビジネス解読】監視? 健康管理? 社員の「人間関係」まで可視化できる“働き方改革ツール”とは

働き方改革支援ツールを開発したユビテックのメンバー=東京都港区(大塚昌吾撮影)

 

 人工知能(AI)などの導入で、生産現場やオフィスでの働き方が大きく変わろうとする中、デジタル化によって職場環境を改善する「働き方支援ツール」が開発された。身に付けた端末で社員の体調やストレス、行動を常時把握し、データから職場の状況や人間関係も可視化できるという。社員の健康を管理する「健康経営」をキーワードに、新市場としても期待がかかる。SF映画のようなオフィスを訪ねてみると…。

パワハラも早期発見

 国内初のサービスという働き方支援ツールは、オリックスのグループ会社、ユビテック(東京都港区、荒木克彦社長)が開発した。

 生産性や企業価値を高めるための「健康経営」が注目され、腕時計型などのウエアラブル端末で社員の健康状態を把握したり、データを管理できるサービスはある。

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【ソウルからヨボセヨ】慰安婦像設置…「恥ずべき過去」がいつの間にか「誇らしいもの」に [3>反日・左翼]

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【ソウルからヨボセヨ】慰安婦像設置…「恥ずべき過去」がいつの間にか誇らしいもの」に

ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像(少女像)=韓国・ソウル(川口良介撮影)

 韓国政府制定の「慰安婦記念日」の第1回式典が14日、ソウル近郊で行われた。この記念日を韓国語では「キリム」といっているが、これはいいことやいいことをした人を褒めたたえ、顕彰するというのが本来の意味である。

 以前、慰安婦像が海外を含めあちこちに建てられ始めたころ、この言葉が問題になったことがある。国立の国語研究所が慰安婦記念にそんな言葉を使うのはおかしいと批判したのだ。学問的良心(?)から誤用を指摘したわけだ。ところが今回、政府自ら堂々と公式名称に「キリム」を使ったものだから驚いた。

 慰安婦問題の初期には韓国の新聞にも自らの問題として「恥ずべき過去」であり「愉快なことではない」という良識ある苦渋の社説が出ていたが今やその「過去」は逆に褒めたたえ、かつ誇らしい(?)ものになってしまったようだ。

 全国各地の学校や公園に慰安婦像が建てられ、記念館や記念公園、研究所ができ、小学校をはじめ教育やメディアでは繰り返し「たたえ」られ記念リボンをはじめ慰安婦グッズさえ制作されている。竹島(韓国名・独島)と同じく韓国人にとっては“愛国シンボル”といってしまえばそれまでだが、今年の夏もまた「日本抜きの愛国はないのかしら?」と切ない思いを再確認したしだいです。(黒田勝弘)


タグ:韓国
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【野口裕之の軍事情勢】「中国共産党の死」を見届けられぬ?習近平氏 爆殺・毒殺未遂9回に疲労は危険レベル

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【野口裕之の軍事情勢】「中国共産党の死」を見届けられぬ?習近平氏 爆殺・毒殺未遂9回に疲労は危険レベル 

中国の習近平国家主席。米中「貿易戦争」に頭が痛い=今年7月、南アフリカ・ヨハネスブルグ(ロイター)

 

 酷暑に豪雨と、尋常ならざる夏と闘う日本国民は疲れ切っているが、中国の習近平国家主席も疲労の度を深めている。小欄では過去何度か、習主席の「眠たげな顔」の原因の一つが「暗殺への恐怖→不眠→疲労困憊(こんぱい)」故だと報じてきた。ただ、AFP通信のベン・ドゥーリー記者が投稿したツイッター上の証言や幾つかの外国メディア報道で、疲労困憊の原因は他にもあると改めて確認した。今次小欄はまず、その辺りに触れる。ドゥーリー記者は、7月に世界銀行のジム・ヨン・キム総裁と北京の釣魚台国賓館で会談した際の習主席の表情を、こう伝えた。

 《会談中はずっとウトウトしていた》

 《(習主席が)あれほど疲れている場面は見た覚えがない》

 加えて、同じ日に同じ場所で行われた、ユネスコ(国連教育科学文化機関)のオードレ・アズレー事務局長との会談で習主席は、アズレー氏を「世界貿易機関(WTO)事務局長」と何度も言い間違えた、という。《習主席は目に見えて疲労困憊していた=ドゥーリー記者》。

 疲労原因について、英紙フィナンシャル・タイムズは8月、以下を報じた

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日本で教えなくなった民主主義の原点、分数分解 [❹教  育]

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日本で教えなくなった民主主義の原点、分数分解

古代エジプト時代から国を治めるために必要不可欠だった

2018.8.20(月) 伊東 乾
ツタンカーメン墓の「隠し部屋」存在せず 科学者らが調査結果

エジプト・ルクソール近郊の「王家の谷」にある古代エジプトの王ツタンカーメンの地下墓地で展示されるひつぎ(2016年4月1日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED 〔AFPBB News

算数(単位分数分解)
社会(古代エジプトの民主主義)

 先日、あらゆる有理数(分数のことです)は「単位分数」で表現できるという「フィボナッチ=シルヴェスターの定理」をご紹介したところ、思った以上に大変多くの方に読んでいただくことができました。

 その続きをお話ししましょう。

 「単位分数」というのは、分子が1であるような分数を指します。例えば「1/2」「1/3」「1/4」「1/5」・・・などなど。

 こうした「単位分数」の足し算だけで、あらゆる分数を表現できる。こんな基本的な「数」の性質を、私たちはほとんど知らずに生活しています。

 普通に大学を理系で卒業した人でも「単位分数分解」の事実を知らない人の方が多いのではないでしょうか?

 理由はハッキリしています。「教育指導要領」に含まれていないから。

 算術でも、幾何でも代数でも、どんなに基本的な性質であっても、日本の初等中等教育では、指導要領に含まれていない内容は一般に学校で教えられませんし、またそれを前提とする大学入試問題なども出ない。

 入試に出ない、となると、多くの生徒と、それ以上に、そのスポンサーである親御さんも含めて「興味を持たない」という、非常に困った傾向が率直に言ってあるわけです。

 これが何かの「役に立つ」となると、いきなり興味を持つ人が増える。

 「何も得しない」となるとサッと潮が引くように興味が持たれなくなり「知らないと損をする」となると、突然黒山の人だかりになったりもする・・・。

 ゲンキンなようですが、これが人類8000年の文化、特に大衆文化の偽らざるところであって、実はこの同じ背景をもって

 「単位分数分解定理」

 は、古代エジプト、ギリシャ、ローマから中世ヨーロッパまで・・・つまり、ルネッサンスで進んだイスラム算術=アルジェブラが広く導入されるまで、全欧州を含む広範な地域で「民衆算」として使われ続けていたのです。

 それはいったいどういうことか?

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タグ:分数分解
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「ハイサワー」の博水社が進化を続けられる理由 [1)経営・ビジネス]

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「ハイサワー」の博水社が進化を続けられる理由

シリーズ「商いの原点」~博水社(東京都)後編

2018.8.20(月) 嶋田 淑之
博水社の主要商品(飲食店用リターナブル瓶)

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 急速に進む都市再開発によって失われつつある東京・下町の飲み屋の情緒。目黒から東急目黒線で4分の武蔵小山や隣接する西小山もそんな街のひとつ。

 しかし、その流れを断ち切り、東京のローカルな酒場文化を守ろうと立ち上がった女性がいる。地元・武蔵小山で90年の歴史を紡いできた博水社3代目社長・田中秀子さん(57)だ。博水社は「ハイサワー」の名を冠した一連の商品群で知られる割り材のメーカーであり、累計販売数は16億5000万本(200ml瓶換算)を超える。

美尻カレンダー2018年版

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 彼女が地元の大衆酒場文化を守る“切り札”として打ち出したのが「ハイサワー特区(通称・美尻特区)」構想であった。

“美尻たち”をプリントした数々のグッズが特区加盟店(居酒屋やスナックなど)を彩り、常連客のリピート率を上げ、また新たな客層を掘り起こすなど、この2年間で一定の成果を挙げつつある。

 後編では、そんな田中秀子さんと博水社の歩みと、同族企業の承継者としての彼女のリーダーシップについて訊く。

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中国はいかにして「地獄の門」を開けるに至ったか

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習近平国家主席を頂点とする現在の共産党政権中枢が幼少期を送った1950年代から60年代前半にかけて出版された児童向け書籍から、当時の共産党政権が育て上げようとしていた“理想の小国民像”を考えてみたい。それというのも“三つ子の魂百までも”の譬えに示されるように、政治の中枢に立った現在の彼らの振る舞いの芽は、彼らの幼い頃に植えられたのではないかと考えるからだ。

写真:AFP/アフロ

 

 1963年当初から毛沢東最側近の2人――夫人の江青と「中国のベリア」と呼ばれた康生――は上海を拠点に京劇を軸とする文芸部門において、政権を掌握している劉少奇に対する攻撃を画策していた。

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米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった

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米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった

米国に工作員を投入する中国当局、その実態が明らかに

2018.8.19(日) 古森 義久
米国のベテラン女性議員の側近が長年にわたってスパイ活動を行い中国に情報を流していた(写真はイメージ)

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 日本の慰安婦問題がまた国際的な関心を集めるようになった。韓国の文在寅大統領が公式の場で改めて提起したことなどがきっかけである。

 ちょうどこの時期、米国で慰安婦問題に関して注目すべき出来事があった。司法当局から中国政府のスパイだと断じられた中国系米国人が、米国における慰安婦問題追及の枢要な役割を果たしてきたことが判明したのだ。

 この人物は長年米国上院議員の補佐官を務め、現在は慰安婦問題で日本を糾弾する在米民間組織の中心的人物となっている。慰安婦問題への中国政府の陰の関与を示す動きとして注目される。

中国のスパイがベテラン女性議員の補佐官に

 8月5日、連邦議会上院のダイアン・ファインスタイン議員(民主党・カリフォルニア州選出)が突然次のような声明を発表した。

ダイアン・ファインスタイン議員(出所:公式ホームページ)

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「5年前、FBI(連邦捜査局)から私の補佐官の1人が中国諜報機関にひそかに情報を提供し、中国の対米秘密工作に協力していると通告を受けた。独自調査も行った結果、すぐに解雇した。機密漏れの実害はなかった」

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タグ:スパイ
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