SSブログ

【山本一力の人生相談】同居の嫁が不機嫌で会話もままならない [3)ライフ]

閉じる

【山本一力の人生相談】同居の嫁が不機嫌で会話もままならない

イラスト・千葉真

 

相談

 同居している嫁(40)がずっと不機嫌で、会話にならず困っています。

 長男が嫁と結婚したのは12年前。嫁は2歳半の孫娘を託児所に預けて働いています。先日、お迎えの時間が遅くなるのが心配で、そのことを伝えると、嫁はすごい勢いで言い返してきました。私が「そんな言い方をするもんじゃない」と注意をすると、さらにかんしゃくを起こします。

 私には「家族はみんなで住むのが日本の習わし」という理想があり、代々伝わる知恵を嫁に受け継いでもらいたい、との考えもあります。

 週末は夕飯を作ってくれますが「お父さん、ご飯ですよ」と声をかけてくれたことは一度もありません。会話はなく、私から話しかけても、簡単な返事が返ってくるだけです。

 幸い長男との夫婦仲はよさそうですが、義父母との不仲は孫娘にも悪影響があるのではと心配です。なんとか打ち解ける方法はあるのでしょうか。(千葉県、68歳無職)

>>続きを読む

 


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

天は人に2つの耳と1つの口を与えた。「だから話すことの2倍だけ聞かねばならない」

閉じる

【産経抄】7月22日

 天は人に2つの耳と1つの口を与えた。「だから話すことの2倍だけ聞かねばならない」と、古代ギリシャの言葉にある。巷間(こうかん)にあふれる格言や名言も、「話す」ことより「聞く」ことに重きを置いたものが多い。

 ▼口は自分の声を外側に押し出すもの、耳は他人の声を内側に受け入れるもの。耳の使い方はそれゆえ難しい。利害の反する2人を前に、片方の耳を閉じて一方の言い分のみを聞き入れたばかりに、取り返しのつかない結果を招く。そんな故実は枚挙にいとまがない。

 ▼東京で5歳の女児が親の虐待を受けて亡くなった事件は、耳の使い方を誤った痛恨の事例だった。児童相談所の職員は自宅を訪れながら、立ち入りを拒む親の言い分をのんで引き下がっている。暖房もない部屋で、寒さに震え続けた女児の声を聞くことはなかった。

 ▼「ゆるしてください おねがいします」。覚えたての平仮名でつづった女児は、許しを請いながら短い命を閉じた。どれほど酷薄な親であれ、それでもすがるしかないのが虐待を受ける子供の現実だろう。親が閉ざした厚い扉は、周りの大人がこじ開けるほかない。

 ▼この事件を教訓に、政府は児相の児童福祉司を今後4年間で2千人増やすという。安全確認のための立ち入り調査もルール化されたが、頭数の多寡だけで片付けてはなるまい。幼い命を救うという使命感を、新たに加わる職員一人一人が共有しなければ意味はない。

 ▼谷川俊太郎さんの詩『みみをすます』の一節にある。〈ひとつのおとに/ひとつのこえに/みみをすますことが/もうひとつのおとに/もうひとつのこえに/みみをふさぐことに/ならないように〉。今もどこかで幼い命が泣いていないか。耳を澄ますべき声は扉の向こうにある。


タグ:産経抄
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

【阿比留瑠比の極言御免】「野党不信任案」を提出したい 

閉じる

【阿比留瑠比の極言御免】「野党不信任案」を提出したい 

 衆院本会議で内閣不信任案を提出し趣旨弁明を行う立憲民主党・枝野幸男代表=20日午後、国会(春名中撮影)

 

 もし国会に「野党不信任決議案」という制度があれば、ぜひ提出して可決、成立させてもらいたい。今国会の野党の振る舞い、そのていたらくを見ていてつくづくそう感じた。野党はとにかく感情的だったと断じざるを得ない。

 「憲政史上最悪の政府の対応、与党の横暴というそんな国会」

 立憲民主党の枝野幸男代表は、20日の党両院議員総会でこう強調した。確かに財務省による決裁文書改竄(かいざん)、財務事務次官のセクハラ疑惑、文部科学省局長の息子の大学裏口入学…など行政側にいくつも不手際があったのは事実である。

 その点は政府も大いに反省すべきだし、綱紀粛正に努める必要がある。安倍晋三首相も20日の記者会見で「行政のトップとして、深くおわびする」と述べた。

 ただ、野党が今国会でしてきたことといえばスキャンダル追及、特に贈収賄も何も出てこず、臆測が根拠の「モリ・カケ」騒ぎばかりではないか。

>>続きを読む

 

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース